空気の乾燥は風邪を引きやすくしますが、お肌の乾燥の原因ともなります。女性の肌にとって大敵の乾燥。正しい原因と対策を知ってお肌トラブルを防ぎましょう。
お肌の乾燥の原因とは
お肌の乾燥の原因と言えば、エアコンや冷たい外気に当たってカラカラになるのを思い浮かべてしまいがちです。しかし、水分を奪われる原因はそれだけではありません。
お肌を乾燥させる原因は、一時的なものと慢性的なものの大きく分けて2種類あります。
一時的乾燥
これは、エアコンなどの風によって起こる乾燥や、冬の寒い季節に空気中の水分が少なくなり、お肌の中の水分が減少することにより起こるもの。
春や夏と同じようにスキンケアを行っていても、すぐにお肌が乾いてしまうようであれば、一時的な乾燥が原因です。
さっぱりタイプの基礎化粧品でケアしていたものをしっとりタイプに変えるなど、ほかの季節よりお肌の保湿を高めてあげることが大切です。
慢性的乾燥
慢性的な乾燥は、普段の食生活の偏りや睡眠不足、喫煙やストレス、そしてお肌に合わないスキンケアが原因だと言われています。体にはもちろん、お肌もバランスの良い食事と睡眠を摂ることが大切です。
喫煙は、体はもちろんお肌にも大敵。大切な栄養素まで奪ってしまいます。過度の疲労などによるストレスや、お肌に合わないスキンケアもお肌にストレスがかかります。身近なところに乾燥の原因は広がっているのです。
健康なお肌を保つ鍵「ターンオーバー」
お肌は、正常な状態を保つためにおおよそ28日周期で細胞が生まれ変わります。この細胞のサイクルが「ターンオーバー」です。これらは、外部から一番近い皮膚の表面の表皮で起こる細胞の生まれ変わり。
表皮の一番奥にある基底層で新しい細胞が生まれ、14日間かけて有棘層まで押し上げられ、顆粒層から角質層まで14日間かけて押し上げられ皮膚表面まで到達したら、垢として剥がれ落ちます。
新しい細胞は、基底層で毎日つくられるので、常に細胞は生まれ変わっているのです。
肌の乾燥などのトラブルがあるとターンオーバーの周期を変えてしまう原因にもなり、肌にとっては悪循環を引き起こしかねません。常に肌を正常に保ち、正しいターンオーバーが繰り返されるよう気を付けましょう。
守りたいターンオーバーのサイクル
ターンオーバーのサイクルはだいたい28日と言われていますが、加齢とともにターンオーバーの周期が長くなります。新しい細胞がつくられるまでに時間がかかるので、必要以上に角質が溜まり、くすみやニキビなどの原因となります。
また、若くても紫外線などの外部刺激や生活習慣などによる乾燥によって、ターンオーバーが乱れることも。お肌が乾燥などの異常を感じると、新しい細胞を早くつくろうとどんどん生産します。
それによって、早くできた細胞から上に押し上げられ、28日経たずに表面に出てきてしまうのです。これが、ターンオーバーが早まってしまうしくみ。
細胞は、きちんとした日数の周期を守らなければ、できあがっていない未熟な細胞が表面にさらされ危険な状態に。表面に上がってきても垢として剥がれ落ちにくく、残った状態になるため、シミなどの原因になるのです。
ターンオーバーを整えて、乾燥知らずのお肌へ
忙しい毎日を送っていても、いつもきれいなお肌を保ちたいもの。健康なお肌を保つターンオーバーは、早くても遅くてもトラブルへとつながります。
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